身近にあった「死」について考えたこと
最近、「死ぬこと」について考えさせられる機会が多い。先日、知人の妻が50歳の若さで亡くなった。知人によると、彼女は食事に気を遣い、食材については、産地、無添加、減塩など家族の健康のため、強いこだわりを持っていた。いつも笑顔で明るい人であったが、突然亡くなった。...
View Article原発再考~放射線は遺伝子カッター
川内原発 2011年、東日本大震災を引き金に福島第一原発事故が引き起こされた。原発事故は国民的な議論を巻き起こしたが、その結論も出ぬまま、15年8月、川内原発1号機が、次いで10月には2号機が新規制基準を満たしたとして再稼働することになった。今一度、原発の問題点について考えてみたい。...
View Article出水市中2女子自殺 責任の在処(8)~いじめアンケートに開示命令
鹿児島地裁「不開示を前提としていない」 女子生徒が乗り越えた4mの金網 12月15日、鹿児島地裁は出水市に対し、11年9月の出水市中2女子自殺に関し、全校生徒に実施したいじめ調査のアンケートについて、「不開示を前提としていない」などとして、亡くなった女子生徒の遺族に開示するよう命じた。...
View Articleゼネコンの思惑ぶつかる新国立競技場の新技術提案書
14日、新国立競技場の新たな2つの案が公表された。どちらもテーマは「杜のスタジアム」。撤回されたザハ・ハディド案とは打って変わって、自然環境との調和を考えた建物となった。有名建築家が手がけたことになっているが、その背後にはゼネコン同士のプライドのぶつかり合いが透けて見える。 有名建築家がお化粧しただけ?...
View Article2016年のネット業界の行方は?(前)
マーケティングリサーチ会社、ニールセン(株)の調査では、2016年には、スマートフォン(以下、スマホ)を使ってインターネットを利用する人の数が、パソコンを使ってインターネットを利用する人の数を上回り、5,000万人を突破するという。道端を歩いていても、駅やバス停で立っていても、見かけない日はないほど日常にスマホが浸透しているこの時代、インターネット業界の今後について考察する。...
View Article「鹿島は命の重さを認識しろ」住民ら支店前で訴え
鹿島建設(株)が元請け施工した福岡県久留米市のマンション住民らが12月17日朝、福岡市の同社九州支店前で、「耐震強度不足の危険マンションを建て替えよ」、「命の重さを認識しろ」とビラを配布して訴えた。 ビラを配ったのは、「新生マンション花畑西」の住民ら約20人。日本列島がこの冬一番の寒さに見舞われ、ときおり雪が降る中、出勤する従業員や通行人にビラを手渡した。...
View Article2016年のネット業界の行方は?(後)
誰でも動画クリエーターになれる時代突入 膨大なデータのやり取りが容易になった昨今、ウェブ動画に対するニーズもますます高まってきている。福岡市の中央区役所では、広報担当職員をはじめ関係スタッフ約10人に対し、スマートフォン(以下、スマホ)を使って簡単に動画をつくる研修を実施している。中央区には天神地区があり、地域の魅力スポットを定期的にSNSで情報発信していくためのものだという。...
View Article鹿島の欠陥マンション問題19年、なぜ動き出したか(4)~久留米市、検証の約束ほごに
2013年2月、耐震強度が基準の35%以下だと判明しても、住民側はすぐに提訴したわけではなかった。まずは、久留米市に相談し、構造設計1級建築士の仲盛昭二氏の構造検証結果を提出して建物が安全かどうかの検証を依頼し、解決への対応を求めた。...
View Articleジェットフォイルで地獄の船旅~お詫びは1,360円?
五島市・福江港を出港した高速旅客船で、大波に揺られること約4時間。やっとの思いで着いた長崎港で、乗客が渡されたのは特急料金分の返金1,360円が入った茶封筒だった。...
View Article韓国パチンコ狂御一行様、福岡1番人気店はプラザ?
「爆買い」ならぬ「爆打ち」 2006年に韓国で「メダルチギ」と呼ばれていた、日本のパチンコ台を再利用したギャンブルが禁止されて以来、日本にパチンコを打ちに来る韓国人が増えている。「禁止になるまでは、日本のパチンコ店に韓国での出店を募るなど、積極的なアプローチが行われていた」と、パチンコ業界関係者は語る。...
View Article年末の悔やみ~スカウトされた会社が潰れた
学者は甘い 下記に(株)ジャパンエネルギーグループ(今後、J社と呼ぶ)の自己破産申請手続き中の記事を掲載している。その倒産の水面下で、A氏の家族一党が年末の年越しができるかどうかを、悩みに悩み抜いているケースをリポートしてみよう。...
View Article1兆円減収の陰で血税1兆円以上が海外へ
消費税軽減税率導入で軽減された1兆円。議論、世論も沸いたがそれを上回る金額が、外交面では議論されることもなく費やされた。福岡のニュースサイトHUNTERはこの両件を比較し、状況によって左右される国税の重さについて問題提起をしている。 詳しくはコチラ。
View Article日本経済が本当の意味で復活するための条件
NETIBでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は、2016年版のTRIレポート『日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意-』について触れた、12月18日付の記事を紹介する。 12月17、18日に日銀政策決定会合が開かれ、日銀が追加金融緩和を決定した。しかし、大きな内容は盛り込まれなかった。...
View Article市民軽視の飯塚市議会、資産公開制度を廃止
資産公開制度を廃止 福岡県飯塚市議会(定数28)は12月18日(金)の定例本会議で、市議の資産公開制度を廃止する「飯塚市政治倫理条例の一部を改正する条例」を賛成19、反対8の賛成多数で可決した。...
View Article原竹岩海福岡県議会議員、副議長就任祝賀会開催
副議長就任に駆けつけた方々 原竹岩海県議会議員の第77代福岡県議会副議長就任祝賀会が10月8日、筑紫野市内にある二日市「大観荘」で開催された。...
View Article「戦争のできる普通の国」より「戦争のできない珍しい国」
NETIBでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。本日は、独裁政治まがいの安倍政権に立ち向かうために、共産党を含め、野党が手を組み、大きな流れをつくるべきだと提唱する10月12日のブログを紹介する。 10月8日に開催された 【オールジャパン:平和と共生】=AJPaC 総決起集会で鳩山友紀夫元首相は、 「かつて小沢一郎さんが「普通の国」を求めていた。...
View Article下関ゴルフ倶楽部、理事長らの半額プレーで裁判に(前)
名門下関ゴルフ倶楽部(正式名称は一般社団法人下関ゴルフ倶楽部)が揺れている。福田浩一理事長らによる「ゴルフ半額プレー」問題が表面化。是正を求める会員有志と下関ゴルフ倶楽部との話し合いは平行線のままで決裂。会員有志は昨年10月、ついに社員代表訴訟を起こしたのだ。 「社員代表訴訟」について...
View Article「表現の自由」のための警察の義務を示した福岡サウンドデモ裁判
「警察にデモの妨害をされたくない。次世代のために、デモにもっと自由を」と、弁護士を付けずに起こした本人訴訟で、いわゆる「サウンドデモ」をめぐり、「表現の自由」が行使されるために警察官が負う義務が示され、その義務に反したとして、福岡高裁(白石哲裁判長)は福岡県に損害賠償を命じた。 安保法案廃案を求めるサウンドカーでのパフォーマンス(15年9月6日)...
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