がん患者の10年後の生存率は58.2%
国立がん研究センターなどの研究グループは19日、がん患者の10年生存率を初めて発表した。対象は全国16施設で、1999年~2002年にがんと診断された約3万5,000人の症例を追跡した。ステージは初期から末期まで、すべて含まれている。その結果、はがん以外での死亡の影響率を除いた、がん全体での10年生存率は58.2%。がん治療の1つの目安とされている、5年生存率と比較すると約5%近く低かった。...
View ArticleTPP批准は止められる~山田正彦元農相に聞く(1)
TPP(環太平洋連携協定)協定をめぐって、開会中の通常国会で審議が本格化する。元農水大臣で、弁護士の山田正彦氏(TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会幹事長)に、TPP協定案の問題点や、加盟12カ国の批准の見通しなどについて話をうかがった。 (聞き手・山本 弘之) 関税収入4,000億円も減収 ――2015年10月のアトランタ閣僚会議から帰国直後に続いて、あらためてTPP協定案の問題点をお聞きします。...
View Article「化血研」の隠蔽体質~問われる国の責任(後)
問われる国の責任 第109回治験審査委員会議事録化血研は今年創立70年の記念すべき年であったが、2日付で宮本誠二理事長以下、全理事が同日付で全員辞任するという、まさに「血まみれ」の非常事態を迎えている。 化血研は血液製剤では業界第2位、ワクチンでは市場の3割を占めており、出荷停止に伴う製品不足が深刻化しているという。...
View Article格差推進を成長と分配の好循環と言う反知性主義
NetIB-NEWSでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。 本日は、「安倍首相は、『成長と分配の好循環』の意味をほとんど理解できないのだと思われる」とし、「安倍政権が掲げる『成長』とは、資本の利益の成長のこと」などと指摘した12月8日のブログを紹介する。...
View ArticleTPP批准は止められる~山田正彦元農相に聞く(2)
TPP(環太平洋連携協定)協定をめぐって、開会中の通常国会で審議が本格化する。元農水大臣で、弁護士の山田正彦氏(TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会幹事長)に、TPP協定案の問題点や、加盟12カ国の批准の見通しなどについて話をうかがった。 (聞き手・山本 弘之) 聖域は守られなかった ――農業分野では、聖域だとした国会決議が反故にされました。 山田...
View Article2016年国際政治展望~公式声明・報道の裏側~(中)
国際政治経済学者・参議院議員 浜田和幸氏 自分の国もいつ、アメリカから何をされるか分からない ――前回のお話は、全てが「目からうろこ」でした。特にアメリカが、「今後30年間で核兵器開発に1兆ドル計上した」という事実には驚愕しました。 浜田...
View Articleハイパーインフレが待つ日本の未来(前)
参議院議員 藤巻 健史 氏 データ・マックスでは参議院議員の藤巻健史氏を招いて講演会を行った。藤巻氏は大学卒業後、金融畑を歩み、伝説のディーラーとまで呼ばれた金融のプロフェッショナルだ。モルガン銀行の東京支店長を務め、現在は参議院議員としてその辣腕を振るっている。講演会の後、弊社代表・児玉直が日本の将来について聞いた。(取材日:8月28日) (聞き手:弊社代表・児玉 直)...
View Articleハイパーインフレが待つ日本の未来(後)
参議院議員 藤巻 健史 氏 使う方にばかりに気を配る政治家 ――政治家の資質にも原因があろうと思います。 参議院議員 藤巻 健史 氏 藤巻...
View Article民主党・古賀之士氏のバックボーン(前)~戦死した祖父と15歳から一家を支えた父
所信表明する古賀之士氏=12月6日、福岡市 「私には、新しい道を突き進む思いにさせたバックボーン、思いがある」。民主党福岡県連が来年夏の参院選選挙区に擁立を決めた古賀之士(ゆきひと)氏(56)は、6日の党員・サポーター集会で、これまでの生い立ちや報道の現場で感じてきた政治や社会問題について、立候補を決意したバックボーンを語った。...
View Article「化血研」の隠蔽体質~問われる国の責任(1)
化血研の隠蔽体質 「常軌を逸した隠蔽体質」を見破れなかった厚生労働省の責任は重たいものがある。ワクチンや血液製剤の日本有数のメーカーである一般財団法人「化学及血清療法研究所」(熊本市:以下化血研と呼ぶ)は、40年以上にわたり製造記録を偽造するなど隠蔽工作をしながら、国の承認書と異なる不正製造を続けていたからだ。...
View Article全年金加入者がGPIF8兆円損失の責任を問う必要
NETIBでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は、年金積み立ての管理運用をおこなう独立行政法人の運用失敗問題について触れた、12月3日付の記事を紹介する。...
View Article甘利大臣、金銭問題追及に言葉濁す
甘利明経済再生担当相は21日、週刊文春が報じた金銭の問題について参院決算委員会で質問され「記憶があいまい。しっかりと調査して説明責任を果たしたい」と明言を避けた。週刊文春は記事のなかで、甘利氏は千葉県の建設会社からトラブルの処理の口利きを行った見返りに金銭を受け取ったと報じた。...
View ArticleLC仲間に支えられ高濃度酸素カプセルの営業も順調
(株)スリーエイト 代表取締役 山口 ナルミ 「展示会が仕事場」と語る山口ナルミ氏 健康機器・器具の販売を通じて、社会貢献を志す(株)スリーエイト代表取締役、山口ナルミ氏は「展示会場が自分の職場」。全国各地で開かれる展示会に足を運び、商品のよさをお客様に直接体感してもらいながらの展示会営業を行う。...
View ArticleTPP批准は止められる~山田正彦元農相に聞く(3)
TPP(環太平洋連携協定)協定をめぐって、開会中の通常国会で審議が本格化する。元農水大臣で、弁護士の山田正彦氏(TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会幹事長)に、TPP協定案の問題点や、加盟12カ国の批准の見通しなどについて話をうかがった。 (聞き手・山本 弘之) 非遺伝子組み換え表示もできなくなる ――食の安全について、ほかには問題は。 山田...
View Articleアベノミクス破綻、最悪の連環には打つ手なし
2016年新年3日間は本当に天気に恵まれていた。誰もが【2016年は絶好調】と確信した。経営者たちが新年会で自信を取り戻した発言を行うようになって4年目を迎える。安倍政権が誕生してからである。ところが、新年に安泰を予感した日本経済に暗雲が立ち上った。株取引が始まった4日から急転直下、株の暴落という深淵に嵌ってしまった。一番、ショックを受けたのは日本銀行総裁・黒田東彦氏であろう。...
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