福岡5区で希望の党から出馬するのは、元民進党所属の楠田大蔵氏。筑紫野市の自宅に隣接する選挙事務所では朝7時から5人のスタッフが来週10日の公示に向けた最終調整を行っている。
事務所スタッフは、「所属が変わることで事務的な作業が増えた」と話す。20人以上のボランティアスタッフが新しく貼りなおしているポスターに「希望の党」の名前はない。民進党が希望の党への合流を検討している時期に新しく作ったもので、選挙期間中は希望の党の名が書かれたシールで対応するという。現在制作中の選挙期間中に使われるポスターには、希望の党の所属が印刷されている。
希望の党から出馬することに対して、支援者の反応は概ね好意的だが、事務所にかかってくる電話のうち1割程度が合流を批判するものだという。
楠田事務所は、今日夕方から選挙対策会議を開いて公示までの動きについて話し合う予定だ。
【総選挙取材班】